意外と見落としがちになる生前整理でのデジタル終活

意外と見落としがちになる生前整理でのデジタル終活

自分の最後を想定して、生きている内に様々な整理を行う方法として生前整理があります。
生前にできるだけ自分で整理を進めておく事で、いざという時に残された遺族への負担をぐっと減らす事が可能です。
元気なうちに生前整理を行う事で、体力もあり頭もしっかりしていることから着実に整理を進める事が出来ます。
自分自身で納得しながら整理できるので、残された遺族側が整理に困るということを未然に防げるのも魅力です。
ただし整理する際に物をイメージする人はとても多いですが、忘れないためのポイントとなるのがデジタル終活になります。
自分が所有しているスマートフォンや携帯電話など、デジタル内に残されたデータの整理はとても重要です。
写真や重要な資料なども含めて、必要な物と不要な物をまとめておくようにします。
またいざ亡くなった時に遺族が確認できるよう、パスワードを伝えておくなどデジタル系の整理は忘れずに行うべき重要なポイントとなってきます。

生前整理は体力があるうちにゆっくり進める事がポイント

自分が亡くなった時の事を考えるのは縁起が悪いという人もいますが、いざという時に苦労をかけるのは残された遺族側という事は殆どです。
そのため自分が亡くなった時の事を想定した上で、生前整理をするという人も増えてきています。
ただし普段と変わらず生活しているとまだ時間があるからと後回しにしがちですが、時間は必ず過ぎてしまうので結果としてなかなか整理が出来ないままに放置される事も多いです。
生前整理をする場合であれば、体力があり自分自身が元気に動けるうちに行うという事がポイントになります。
特に体力があるからこそまとめて一気に行うのではなく、スペースを決めて徐々に片づけていくという事がポイントです。
1つ1つ整理することで着実に綺麗にする事ができ、少しずつ進めることで大きな負担にもならずに済みます。
自由かつしっかり考えられるうちに行う事で、自分自身でも納得して整理する事に繋がりいざという時の備えになります。

著者:佐野修治

筆者プロフィール

神奈川県横浜市生まれ。
家族と一緒に生前整理をしたら想像以上に時間と体力を使いました。